購買心理プロセスに学ぶ
投稿者:安堂達也 公開日:2015年7月6日
幼稚園のピーアールについてお伝えしています。
今日は「購買心理プロセス」に学びましょう。
広告コピーライターとして、初めに学ぶことが「購買心理」です。
消費者がどのような心理プロセスを経て、
購入に至るかを理解しておくことで、
どの段階の宣伝を仕掛けるかの作戦を考えます。
幼稚園に置き換えて、心理のプロセスを説明します。
1)未知
最初はここ。告知されていないものは未知です。
知らない幼稚園のことは、興味ももちろん持てません。
知られていないものを人は欲しいと思うことができないのです。
知らない園には、行けません。
2)認知
口コミやチラシなどによって、初めて知ります。
それがあることを知ることで「ある」ということがわかるのです。
なんだ、家の近くに幼稚園があったんだ。裏道でわからなかったね、と。
3)理解
内容がわからないことに、人は警戒をします。
「ある」ものの内容を理解しなければ、
購買行動へと進むことはないのです。
よくわからない幼稚園や何をやっているのかわからない教室には
怖くて近づけないのです。
4)好意
内容を理解して、次に近くなるということは、好きになるということです。
それが「好き」だと思うことで一気に購買行動に近くなります。
◯◯幼稚園て、いいよね。
5)確信
決意するためには確信が必要です。
「必要性」や「信頼」を確信することで購買行動のスイッチが入ります。
お友達がみんな行くって言うから、きっと大丈夫ね。私も行くわっ!
6)購入
確信して購入します。
金額の高い買い物ほど、検討時間は長期化します。
心理的な確信と物理的な購入条件を整えて購入するためです。
幼稚園も高い買い物ですよね。一生を左右するものですからね。
結論。
購買心理プロセスに学ぶとは、これから作る広告は、
どの段階の保護者に向けて語るのか、ということです。